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2階2C幼稚園その3

2021年3月、コロナは収まってきて、無事に卒園式になった。

松尾一君は家でゲームで遊んでいた。すると父親が、「こらー!ゲームばっかりで遊ぶな!エロ本を読んで医療事務をやれるようになれ。君も小学生だろ?そろそろだ。」そうすると、一君が「はい!」と。それで父親は少年漫画ジャンプを渡した。でもなんか恐い感じがする。普通に寝転がって読んでいた。一君は「ひかるくんが、そいんすうぶんかいっていってたけど、これのってるの?」と聞くと、父親は「載ってるわけねーだろ!そうか、君は割り算のほうが得意そうだな。」と。すると一君は「だからあいつのほうがかねもちじゃん?」と。父親は「そうじゃねーし、あの子のうちは親が倒れてるだろ?もがき苦しんでるんだ(泣)」一君は「そうか。」

古澤光君は、家でラジオを聞いてた、日本語の。でもよくわかんない。貯金があったので、ラジオのキットを買って組み立てていた。トランジスタの。すぐできた。すると、なんかおかしいと思った。みんなが知ってないことを知ったのに、何も起きない。光君は、この前、義理チョコを貰った遥ちゃんにメールを書いた。ラジオを作り方について。何も返事が無かった。

一君はすぐジャンプをポイ捨てした。「こんなんつまらん。なにかがたりねーんだ。」父親は「そうか。逆にガキだとそう考えるのか。現実だ。もっと読め。」一君は「ちくしょう。」と少しずつ読んだら面白い記事がすぐ見つかり引き込まれていった。すると、この前からタイムマシンがあるある言ってた一郎君が遊びに来た。すぐ2人でジャンプの取り合いっこをしていた。一郎君もすぐジャンプを買った。

古澤光君は、スマホで三角関数について調べていた。すると、思ったより奥が深いと考えて、ずっと泣いて読んでいた。やっぱりわからない。でも何も起きない。このeがおかしいと思った。これかな?と思ったら、突然咳込んだ。でも何も起きない。うん?と思うと、iがおかしいと思った。これかな?と思ったら、やっぱり何も起きない。そうすると脳裏に「こういうことだったのか。」と。やっぱりわかってきた。それでとりあえず複素数平面を使ってラジオを理解した。春休みはここまで、にしようと思っていた。ところが、

一君から泣いて電話がかかってきた。「おれんちがやくざにころされる!てめーがやったのか?」と。すぐ父親が変わった。「ごめんね。この子、PTSDだから、ザル法とか考えてたみたい。もう来るな。」と電話を切った。


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